関西大学、ナノ微粒子焼成金属で、電気抵抗実質ゼロ実現! |
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2018年 08月 29日
日刊工業新聞は2018年08月22日に、関西大学システム理工学部の佐伯拓准教授らは、ナノメートルサイズ(ナノは10億分の1)の微粒子を焼成した金属を使い、メガヘルツ帯(メガは100万倍)の高い周波数の電圧をかけ、常温での電気抵抗を極めてゼロに近づけることに成功したと報告した。 鉄などの強い磁性を持つ金属であることが条件で、高周波回路やエネルギーの伝送線路などでの電気抵抗による損失の低減や、半導体デバイスの省電力化につながる。 研究グループは、鉄と金属シリコンでそれぞれ微細な粒子をペースト状にして焼成した。直径10数ナノメートルの結晶が密集した構造を持つ多結晶材料を作製した。 金属シリコンのナノ多結晶材料は、通常のシリコン材料と異なり、磁石に引き寄せられるなど強い磁性を持つ。 この2種類の材料に周波数を変えながら電流を流すと、通常の金属同様に周波数が高いほど電気抵抗が大きくなっていった。だが、3メガヘルツ(MHz)と5メガヘルツの付近で抵抗が急激に減り、実質ゼロとなった。 一般的な金属に流れる電圧の周波数が高くなると、電流が表面に偏り、電気抵抗が大きくなる。 今回作製した強い磁性を持つ金属ナノ多結晶材料では、一定の周波数に到達すると、磁場により生じる起電力の向きが反転し、金属内部で電流の流れを阻止していた。
by jiten4ujp
| 2018-08-29 20:36
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