エールフランスのA380型機が、エンジンに「重大な損傷」で緊急着陸。 |
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2017年 10月 02日
AFPは2017年10月01日に、パリ(Paris)発ロサンゼルス(Los Angeles)行きの仏航空大手エールフランス(Air France)の066便A380型機が2017年09月30日、エンジン4基のうち1基に「重大な損傷」が発生したため、カナダ東部の空港に緊急着陸した。 エールフランスのスポークスマンはパリでAFPに対し、「066便はそれ以上の損傷が発生することなくカナダのグースベイ空軍基地(Canadian Forces Base Goose Bay)に着陸した。乗客乗員520人は全員避難し、負傷者はいない」と説明したと報告した。 スポークスマンによると、A380はグリーンランド(Greenland)を通過した際に目的地を変更し、グリニッジ標準時(GMT)午後03時42分(日本時間10月1日午前0時42分)にグースベイ空港に「問題なく」着陸したという。乗客は496人、乗員は24人で、エールフランスは乗客を米国に振り替え輸送する方法を検討している。 乗客やその親族がソーシャルメディアに投稿したとみられる動画や写真からは、右外側のエンジンの前方部分が大きく損傷し、カウリング(エンジンのカバー)がなくなっているのが分かる。エンジンが損傷した原因は分かっていない。 乗客で元航空機整備士のデービッド・レーマー(David Rehmar)はイギリスのBBCに、「大きな『ドカーン』という音がした。振動だけで私はエンジン故障だと思った。」と話し、タービンの故障が原因だと思うと語った。 デービッド・レーマーは一瞬、「これは落ちるな」と思ったという。 A380はヨーロッパのエアバス(Airbus)の2階建てワイドボディー機で、旅客機としては世界最大。 エールフランスは10機運航している。 米国のGE(General Electric/ゼネラル・エレクトリック)とプラット&ホイットニー(Pratt and Whitney)の合弁会社が開発した大型ターボファンエンジンGP7200を採用している。 グースベイはカナダ空軍の基地だが、大西洋を横断する航空機が緊急時に着陸する空港にも指定されている。 カナダのグースベイ空軍基地(Canadian Forces Base Goose Bay)の緯度、経度 53°19'09.0"N 60°25'33.0"W または、 53.319167, -60.425833
by jiten4ujp
| 2017-10-02 11:21
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