アイヌの遺骨、138年ぶりドイツが日本に返還。 |
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2017年 08月 01日
毎日新聞は2017年07月31日に、北海道内で盗掘され、ドイツで収蔵されていたアイヌ民族の遺骨について、日本政府は2017年07月31日に、ベルリンの在ドイツ日本大使館で返還式を開いたと報告した。 収集から138年ぶりに遺骨は日本政府に返還された。国連の「先住民族の権利に関する宣言」に従い、外交ルートを通じた返還が行われるのは初めて。アイヌ民族を代表して出席した、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「歴史的一ページを画す記念日になった」と述べた。 式には加藤理事長のほかに、収蔵団体であるドイツ民間学術団体「BGAEU(Berliner Gesellschaft für Anthropologie, Ethnologie und Urgeschichte/ベルリン人類学民族学先史学協会)」のアレクサンダー・パショス(Alexander Pashos)代表、内閣官房アイヌ総合政策室の平井裕秀室長が出席した。 返還されたのは、2016年08月の毎日新聞の報道で存在が明らかになったドイツ人旅行者ゲオルク・シュレージンガー(George Schrödinger)が1879(明治12)年に札幌市内の墓地で収集した頭骨。BGAEU創立を主導したベルリン大学教授のルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ(Rudolf Ludwig Carl Virchow/1821 - 1902)が保管していた。 私が通っていたドイツのマインツにあるヨハネス・グーテンベルク大学(Johannes Gutenberg-Universität in Mainz)は、ドイツで最初に文化人類学(Anthropologie)を研究し始めた大学で、研究室には世界中の人類の骨が保存され、それを測定して研究してきた。 私のギリシャ人の友人テオドロスは、ギリシャへのトルコの侵略を人骨から解明していた。 テオドロスの研究室には、よく遊びに行っていたが、アイヌ民族の遺骨もあることだろう。 どのように入手したかは知らない。 ただし、今回のようにドイツ人旅行者が正規ルート以外で入手したものでない場合は、問題だが、研究を妨げるのは危険である。 明治時代に多くの日本人が世話になったベルリン大学で、教授を務めたルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウを墓荒らしのように評価するのは問題である。
by jiten4ujp
| 2017-08-01 16:37
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