日本経済新聞 電子版、産経ニュース、毎日新聞は2017年05月16日に、16日午前の東京株式市場は、原油先物と米国株価の上昇を背景に、投資リスクを積極的に取る動きが広がり、日経平均株価(225種)は反発した。
市場関係者がこの日一番緊張したのは午前9時32分。前日の米国株高の流れを受けて高く始まった日経平均株価が前日比128円64銭高の1万9998円49銭を付けた。
約1年5カ月ぶりの「2万円」の大台までわずか1円51銭を残すのみ。「いよいよ次のティック(価格更新)か」と盛り上がったが、その後は失速して大台回復は持ち越され、利益確定の売りが優勢となり、下落に転じる場面もあったと報告した。