AFPは2017年04月06日に、世界一毒性の強いサソリの種「オブトサソリ」が毒針を振り上げ防御する様子が世界で初めて、高速カメラで撮影され、研究チームが2017年04月04日に発表したと、報告した。
イギリス生態学会(British Ecological Society)発行の科学誌「ファンクショナル・エコロジー(Functional Ecology)」に掲載された論文によると、7種のサソリの画像を超スローモーションで再生して比較したところ、防御の動きが予想に反して多様であることが分かった。
このうち動きが最も速かったのはオブトサソリ(学名:Leiurus quinquestriatus)で、毒針が秒速130センチの速さで、むちのように頭上に振り上げられていた。