フィンランドで、月約7万円無条件支給。フィンランド「BI」試験! |
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2017年 01月 24日
AFPは2017年01月23日に、フィンランドの37歳ユハ・ヤルビネン(Juha Jarvinen)には過去に、たった1時間の仕事のために書類の束に記入させられ、揚げ句に失業保険の支給分を差し引かれたという苦い経験がある。 だがこのたびフィンランドで試験導入されたUBI(universal basic income/ユニバーサル・ベーシックインカム/全国民向け最低所得保障)制度によって、新しいスタートが切れるのではないかと期待している。 フィンランドでは2017年01月01日付で、UBI制度が試験導入されたと報告した。 これから2年間、失業者2000人に対し、月々560ユーロ(約6万8000円)が無条件で支給される。 試験が成功すれば、正式な支給額や条件は現時点ではまだ明確でないものの、国全体で本格導入される予定にしている。 緊縮財政を掲げるフィンランドの中道右派政権は今回の試験導入で、最低限の所得を保障することにより、一見逆説的ではあるが、失業者らがかえって仕事探しに奮起するかどうかを見極めたい考えだと伝えている。 6児の父であるヤルビネンは、月額800ユーロ(約9万8000円)の児童手当に加え、無条件でBI(basic income/ベーシックインカム)を受給することができる。失業保険との大きな違いは、たとえ仕事が見つかってどれだけ稼ぎを得ようとも、ベーシックインカムの受給には影響が出ないという点である。 2017年01月16日に、世界の富裕層上位8人の資産は、下位506億7500万人の資産額と同額! 2016年01月18日に、現在、ちょうど62人が、世界中の富の半分を所有している。 これだけ貧富の差が加速度的に大きくなると、国民の生活を保証することが最低条件の政治家としては、生活の最低条件であるUBIを視野に入れることになるだろう。 さらに、電気、ガス、水道の無料化を考えるべきである。 貧富の差がある上に、暖かいところと寒いところで、差が起こる公共料金の無料化を考えない政府は怠慢と言える。 日本は、東北大震災で、福島原発が崩壊した時、全国の電気無料化に向かうべき、チャンスであった。 当時の民主党のうろたえぶりだけで、何も対応できなかった。
by jiten4ujp
| 2017-01-24 11:01
| 政治
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