涙もろい人「ジカ・ウイルス」に注意!涙で伝染の恐れ? |
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2016年 09月 07日
AFPは2016年09月07日に、「ジカ・ウイルス(Zika virus)」がセックスで感染することはわかっていたが、「ジカ・ウイルス」は目の中でも生存が可能であることをマウス実験で確認したという研究結果が2016年09月06日に、発表された。ジカ熱患者の間で確認されている目の疾患や失明などの症例を説明し得る研究結果だというと伝えている。 <a href="http://time-az.com/main/detail/56840">http://time-az.com/main/detail/56840</a> 米国の科学誌セル・リポーツ(Cell Reports)に掲載された論文によると、米国のセントルイス・ワシントン大学(Washington University in St. Louis)のジョナサン・マイナー(Jonathan Miner)が率いる研究チームは、「ジカ・ウイルス」への感染がマウスの胎児・新生児・成体の目に及ぼす影響を調べた。 その結果、感染から7日後にも「ジカ・ウイルス」が眼内に生存していることを確認したという。研究チームは、患者の涙に触れただけでもウイルスに感染する恐れがあると指摘した。今後、研究対象を「ジカ・ウイルス」に感染した人にも拡大する予定だと言っている。 そういえば、エボラ出血熱(Ebola)に感染した人で、エボラ完治と言われた人の目にウイルスが、まだ住んでいたと報告している。 この現象は、「免疫がある特権(immune privilege)」と呼ばれる。 そして、それは、目がウイルスをかくまうことができることを意味している。 他の免疫がある特権を与えられた器官は、脳と睾丸を含むと言っていた。 「ジカ・ウイルス」は、脳と睾丸に特権はないのだろうか? 「ジカ・ウイルス」に感染しても、大半の場合は発熱や発疹といった軽微な症状しか出ない。だが妊婦が感染した場合は、新生児が脳と頭部が異常に小さい状態で生まれる小頭症を引き起こす恐れがある。 2016-09-05---シンガポールで、ジカ熱感染者258人に!全土で流行の恐れ。 2016-08-05---米国は遺伝子組換えで、蚊を駆除するジカ熱対策を計画。 2016-03-11---ブラジルから帰国した愛知の30代女性が、ジカ熱に感染。 2016-02-25---中南米で流行後、国内で初のジカ・ウイルス感染を確認。 2016-02-12---WHO、ジカ・ワクチンの大規模臨床試験は1年半以上先! 2016-02-10---オーストラリアで、妊娠中の女性がジカ熱と診断された。 2016-02-05---ジカ熱について、CDCのアドバイス:セックス規制の必要性を考慮。 2016-02-03---ブラジルの家族とジカ熱の苦難。 2016-01-28---ブラジルを中心に、「ジカ熱」が拡大! 2016-01-27---デンマークで、南米から帰国の旅行者、ジカ熱と診断! 2016-01-15---ジカウイルス感染拡大で、妊婦に、南米への渡航で警戒を発令。 2015-05-08---エボラ完治と言われた人の目にウイルスが、まだ住んでいた。 2014-12-17---今度は、チクングンヤ熱の突然の急拡大により、米国は大陸を掃除中! 2014-09-03---デング熱に、遺伝子組み換え蚊で対抗。 2013-01-05---遺伝子組み換えの蚊は米国で病気を予防できるか?!
by jiten4ujp
| 2016-09-07 10:42
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