金閣寺「幻の北山大塔」の破片かも知れないものが見つかった! |
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完成前の1416年に落雷で焼けたが、これまで遺物が見つからず幻の塔とされてきた。
これより前に義満が相国寺(京都市上京区)で建てた七重大塔は高さ約109mとされ、国内で最も高い木造建築物だったと言われてきた。
京都市考古資料館の前田義明館長は「分析したところ、破片には金メッキが施されていたことも分かり、復元すると相輪は大型。北山大塔は七重大塔にも匹敵する規模だったのではないか」と話している。
相国寺の大塔も遺物は見つかっていないが、景徐周麟(けいじょしゅうりん)が書いた文献「翰林葫蘆集(かんりんころしゅう)」には「高さは360尺(約109m)」と記されていた。
相輪は、塔の最上部から突き出た装飾部分。破片は輪が9つ重なる九輪の一部とみられる。
京都市左京区では平安時代に白河天皇が建てた法勝寺の八角九重塔の土台跡も見つかっている。
見つかった破片は2016年07月09日〜11月27日まで、京都市考古資料館で展示される。
足利義満が「北山大塔」の前に、相国寺に建てた七重大塔の復元図(復元考証・冨島義幸、CG作成・竹川浩平)が紹介されているが、もの凄い。
京都市考古資料館の緯度、経度
〒602-8435
京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265-1
35°01'48.1"N 135°44'58.9"E
または、
35.030028, 135.749694