人類の進化、古代の調理器具。 |
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その結果、言語といった、その他の口を使う技能を磨くための時間が増えたのだと分析している。
約250万年前、大きな歯、顎、そしゃく筋などからの転換から、ヒト族、類人猿を除く現生種と絶滅種の人類を表す用語ホミニン(Hominins)に大きな変化が訪れたことが見て取れると言っている。
口は小さくなり、その一方で脳と体は大きくなった。
その結果、食物から得なければならないエネルギー量がますます増加した。
このパラドックスは長年、科学者らの頭を悩ませてきた。
このパラドックスをめぐって、我々の祖先は、日々の食べ物に肉を組み込むことで、獲得する栄養を増やしたと示唆する説や、調理の発明を指摘する説などが、これまでに提唱されている。
ホミニンが調理をしていたことを示す最古の証拠は、約100万年前にさかのぼる。
しかし、そのはるか以前に、顎の小型化は起きていた。