世界の漁獲高は、過小評価で漁業資源不足、自然破壊の原因?! |
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この研究によると、毎年数千万トンが未報告とされ、この結果は、漁業資源が不足に陥りつつある可能性に警鐘を鳴らすものだと伝えている。
漁業資源が不足だけではない!自然の循環を狂わせ、破壊にもつながる!
研究によると、2010年に漁獲された魚介類の総量は約1億900万トンで、UNFAO国連の食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)に報告された7700万トンより30%多かったという。
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)の研究者2人のチームが指摘するところによると、この数字は同年に「全米人の体重を上回る」約3200万トンの漁獲量が未報告のままだったことを意味するという。
イギリスぼ科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文によると、1996年のピーク時の世界漁獲高は8600万トンとFAOの文書に記録されているが、実際には1億3000万トン近くに上っていたという。
論文主執筆者のダニエル・ポーリー(Daniel Pauly)は「世界(の国々)は魚介類の共同銀行口座から、すでにどれだけ引き出されているのか、残高がどれくらいあるのかなどの事実を知らないまま、中身を引き出している」と説明する。
ポーリーとの共同研究者ディルク・ゼラー(Dirk Zeller)は、「漁獲高の再構成」をまとめるにあたり、FAOのデータと、国の公式報告書から除外されていることの多いデータの推計値とを組み合わせて参照した。
FAOのデータ管理ができていないことの方が問題で、管理者は給料泥棒と言え、泥棒が国連にいてはこまるので、懲戒処分にすべしであり、過去に支払った給料も返納させるべきである。
ポーリーは、「漁獲割当量を定めている国を除外しても、減少傾向は依然として続いていた」ことに言及しながら、この傾向が「漁獲高全体の減少は乱獲に起因するものであり、故にこれは悪い知らせだ」と説明したと報告した。
国連職員の監査が必要である。
とくに多くのお金を払っている日本政府は、そのお金が血税と知るべきである。