ドーピング問題で「完全資格停止処分」をロシア陸連が受け入れた。 |
http://time-az.com/main/detail/53312
モナコで開かれた理事会で、IAAFがこれまで科した中で最も重い処分が正式に執行されることが決まった。
これまで不正行為について否定してきたARAFは、国際大会復帰への可能性を探り、外部の調査チームと改革に取り組むことを確約した。ロシアの陸上選手は、2016年08月に開催されるリオデジャネイロ五輪の出場が危ぶまれている。
今月、WADA(World Anti-Doping Agency/世界反ドーピング機関)がロシア陸上界において「国ぐるみ」のドーピングがまん延していると告発する報告書を発表したことを受け、IAAFはロシアに対して暫定的な活動禁止処分を科していた。
IAAFは声明で2015年11月25日に、ARAFから書簡を受け取ったことを明かし、その中でロシア側が「権利である聴聞会を請求せず、完全資格停止処分を受け入れる。」と記していたと発表した。