パリ郊外で襲撃事件!首謀者の所在なお確認できず |
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また、今回の作戦は約7時間に及んで、激しい銃撃戦の結果、潜伏先とみられるアパートが崩壊するリスクがあり、捜査は難航していた、現場でイスラム過激派とみられる2人が死亡した。
1人は女性で、身につけた爆弾で自爆した。もう1人は治安部隊が射殺した。
しかし、首謀者として指名手配中のベルギー人アブデルハミド・アバウド(Abdelhamid Abaaoud)容疑者の所在はなお不明であることを明らかにした。
フランスの治安当局は、かねて過激派組織「IS(Islamic State/イスラム国家)」の一員であるアブデルハミド・アバウド容疑者とサラ・アブデスラム(Salah Abdeslam)容疑者の行方を追っていた。ベルギーで育ち、2014年にシリアへ渡航したアブデルハミド・アバウド容疑者は最近までシリアにいて、遠方からテロを指示していたとフランス政府は見ていたが、実はひそかにフランスに入国し現場近くで指揮をとっていたとみられる。
毎日新聞によれば、ブリュッセル貧困地区に武器闇市場があると報告している。
アブデルハミド・アバウド容疑者とサラ・アブデスラム(Salah Abdeslam)容疑者は、ブリュッセルの貧困地区モレンベーク(Molenbeek)でバーを経営していたと伝えている。そこには、モロッコ人が多く住み、アルジェリアやトルコからの移民もいて、過激派のたまり場になっていたと報告している。
フランスのフィガロ紙によれば、モレンベークは住民の4人に1人がイスラム教徒で、モスクの数は教会の4倍以上ある。また、2013年の失業率は29%で、他の地区より7ポイントも高い。若者に限れば4割に近い。
モレンベークは、警察の目が届かず、「テロ活動の温床」とされている。2014年にブリュッセルのユダヤ博物館で乱射し、4人を殺害した犯人はここに住んでいた。
パリ(Paris)北郊のサンドニ(Saint Denis)のGoogle Earthポインター情報で取得した緯度経度
48°56'10.2"N 2°21'26.8"E
ブリュッセルの貧困地区モレンベーク(Molenbeek)のGoogle Earthポインター情報で取得した緯度経度
50°51'07.9"N 4°19'49.2"E
2014-09-14---ブリュッセルのユダヤ博物館を再開。
2014-05-24---ブリュッセルのユダヤ博物館が、銃撃された!