シリアで、宗教・民族を越えた「シリア民主軍」結成。 |
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これによって、シリアは、シリア政府軍、シリア民主軍、IS(Islamic State/イスラム国家)の三つどもえの戦いになり、シリア政府軍をロシアが支援し、シリア民主軍を米国とNATOが支援する。
シリア民主軍の声明では、「わが国シリアが直面している予断を許さない現状、また軍事・政治の両前線における急展開を鑑みると、クルド系、アラブ系、シリア語系、その他あらゆる勢力が結集した挙国一致の軍事力が必要だ」と訴えている。
米国はすでに、シリア北部の各地における対IS戦でYPGと連携している。米主導の有志国連合は、ISに対する空爆という形で、地上でISと戦っているクルド人部隊を支援している。
一方でシリアの隣国トルコはYPGの勢力拡大に不安を抱いている。トルコはYPGを非合法のクルド人武装組織「PKK(Kurdistan Workers' Party/クルド労働者党)」の一派とみなしている。
さらに、米国とシリアのクルド人勢力が連携を強めていることで、以前から米軍による空爆支援と武器の提供を受けようと働き掛けを続けてきたクルド人勢力以外のシリア反政府勢力の間に怒りが広がっている。
このような状況で、シリア民主軍は戦えるのだろうか?
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