中国内モンゴルで、死刑執行18年後に無罪判決の18歳少年。 |
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中国で判決の確定後に再審が行われるのは異例であったと伝えている。
中国のように判決後、すぐに死刑執行という考えが問われるべきと言える。
今回、無実と認められた当時18歳であったホクジルト(呼格吉勒図/呼格吉勒图/Hugjiltu)元死刑囚は、1996年に内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)で死刑を執行された。
ところが、2005年になって別の男が犯行を自供し、冤罪(冤杀/えんざい)ではないかとみられていた。
死刑判決後、61日後に死刑執行され、それより長い、2005年から2014年までの9年間は、何のための時間だったのか?
中国のソーシャル・メディア上には、裁判所の副所長がホクジルト元死刑囚の両親に謝罪し、補償金として3万元(約58万円)の支払いを提示する様子を撮影したとされる画像が出回った。
公的殺人の罪は、補償金3万元(約58万円)でもみ消されたと言うことだろう。
つまり、殺人という意識さえないようである。
余華著「兄弟」を読むと、現在の共産党幹部の多くが、殺人者である。
つまり、共産党が行う犯罪と裁判は、まったく公平性が感じられない。
このようなことが許される共産党独裁は、もう限界に来ている。