シマウマのしま模様の謎を解明? |
http://time-az.com/main/detail/44864
その論文によると、ツェツェバエなどの吸血バエを寄せ付けないためにある、と結論を与えている。
1870年代以降、進化論をそれぞれ提唱したイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)とアルフレッド・ラッセル・ウォレス(Alfred Russel Wallace)が火付け役となって発生した議論の中で、科学者らはシマウマがトレードマークのしま模様をどのようにして持つに至ったかをめぐる論争を続けてきた。
これは、私も大好きで、シマウマのしま模様は、ケツの穴から始まっていると言ったことがある。
今回の論文では、しま模様はカモフラージュのためであり、サバンナで「動きによる目くらまし効果」を発揮することで、ハイエナやライオンなどの捕食動物からシマウマを守っているということなのだろうか?
しま模様から熱を放射することで、体温が上がりすぎないように調節しているのか?
もしくはしま模様は、集団同一性やおそらく交尾のためなどの社会的役割を果たしているのだろうか?
シマウマには、Mountain ZebraやGrevy’s Zebra、Grant's Zebraがいて、さらにしま模様が完全でないBurchell's Zebra、Quaggaなどもいる。
しま模様が完全でないのは、どうなるのだろう?
研究チームは「ウォレスやダーウィンが議論していたシマウマのしま模様の謎に対する答えの1つが、すぐ手の届く所にある。」と記している。
このような、すぐに手の届く所にある者は、ある日突然、遠くへ逃げることも多い。