毎日新聞は2017年5月20日に、山本一成と下山晃が開発したコンピュータ将棋ソフト「ponanza(ポナンザ)」と29歳の佐藤天彦名人が対局する第2期電王戦二番勝負第2局は兵庫県姫路市の姫路城で行われ、「ponanza」が佐藤天彦名人に94手で勝って2連勝を飾った。
第1期では、36歳の山崎隆之八段がポナンザに2連敗した。
電王戦は今回が最後となり、ソフトの進化が人間を上回った結果で終了した。
対局を終えて、佐藤名人は「こちらの将棋観では思いつかない手を指された。名人としての対局で期待や応援もあったと思うが、応えられなくて残念」、山本一成は「名人に勝つことはコンピュータ将棋の関係者が願ってきたことなので、多くの先人の知恵に感謝したい。」と語った。