労働時間が社会問題化しても、霞が関の明かりは消えず! |
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2017年 03月 22日
日本経済新聞 電子版は2017年03月21日に、官民で取り組む働き方改革。2017年の春季労使交渉では賃上げだけでなく、仕事と育児の両立など働き方にも焦点が当たった。 企業では労使で労働環境の改善が進む。しかし、官僚が働く東京霞が関の官庁街ではいまだに深夜まで明かりがともる。 常態化する長時間労働は霞が関の人材確保にも支障をきたしかねないと報告している。 2017年02月24日の金曜日。早期退勤を促すプレミアムフライデーの初日、経産省で世耕弘成経済産業相が、「業務に支障のない範囲で本日は早い時間の退庁をめざしましょう。プレミアムフライデーを通じて働き方改革と消費の喚起を経済産業省が先頭を切って取り組みたい。」という放送が流れた。 しかし、省庁が集まる霞が関で早期に退庁する職員はほぼ皆無。国会の開会中で2017年度予算案の審議を抱える財務省の職員は「週明けには国会がある。早期退庁なんてできるわけがない」とあっけらかんと語る。 大臣や幹部の国会答弁の作成や資料作りなど国会対応は官僚の重要業務。 「旗振り役の経産省以外で、真剣にプレミアムフライデーに取り組む官庁はない。」 とくに国会の開会中は限られた時間内で間に合わせなければいけないため、残業や深夜勤務の温床になっているのが現状である。 2017年01月、霞が関で各省庁が法律の改正案などをパソコンで自動作成できる新システムが本格稼働した。 現行法と改正法でどの部分が変わるかを示した新旧対照表をつくり、それをもとに法律や政令などを改正する際につくる文章「改め文」をつくる。各省庁の中堅職員らが作成する「改め文」は決まった形式などがあり、「職人芸」が求められる。大がかりな改正法案では「改め文」の作成に50時間ほどかかることもあるが、システムを使えば数十秒でできる。 さらに経産省はAI(artificial intelligence/人工知能)で国会答弁の下書きをつくる実証実験を実施している。 過去5年分の国会議事録をAIに学習させ、参考になる過去の答弁を分析・整理する。 国会答弁は法案作成などに比べて締め切りが短く、職員の負担も集中しやすい。経産省は実証実験の結果を踏まえ、将来の実用化を模索する。 いっそ、質問もAIで作成し、そして国会から人が消える。 何回討論するかもカウンター・キーで指示し、仮想空間で整合性を求める。 これなら、ゴリ押しや賄賂、汚職も非合理で消える。 天下りも消滅する。 もうどうでも良い討論は、人工知能が削除する時代である。 人間が考えるより、合理的になるが、ハッキングとウイルスで、国家倒産も可能になる。 2017-02-25---厚生労働省は、これを知っているのだろうか? 2017-02-24---プレミアムフライデー(Premium Friday) 2017-02-07---文部科学省による天下り先「月2回勤務で、年収1千万円」 2017-01-15---文部科学省、教育委員会に立ち入り検査はできるか?! 2017-01-11---今度は、三菱電機が違法な長時間残業で、書類送検。 2017-01-03---三越伊勢丹は、来年から三が日休業検討。 2016-12-28---電通、労基法違反容疑で上司ら幹部も書類送検。 2016-12-27---厚労省の「違法残業新基準」 2016-12-22---NHK受信料労組と団交拒否で、不当労働行為と中労委認定! 2016-12-16---また、イギリスで巨大ストライキ! 2016-12-15---朝日新聞も長時間労働で、5人が違法残業。 2016-11-07---電通過労自殺で、書類送検のために、労基法違反容疑で家宅捜索! 2016-10-26---松坂屋銀座店、「松坂屋」の屋号を捨てた!!〜〜〜 2016-10-16---ヨーロッパの最高裁判所は、通勤時間を労働時間として認めた! 2016-10-16---フィリピン実習生に、過労死認められた。 2016-10-14---電通過労自殺で、関西、京都、中部の3支社も抜き打ち調査。 2016-10-07---電通新入社員「体も心もズタズタ」…クリスマスに命絶つ! 2016-09-26---松屋、免税品低迷で一転大幅減益! 2016-06-18---中国人の「爆買い」に急ブレーキ! 2016-06-08---Tencentは、日本のWeChat支払いを拡張するために組む。 2016-05-31---クレジットカードの利用。2015年度8%増。 2016-05-02---三越伊勢丹、免税売り上げ前年割れ、大手百貨店5社中4社が4月減収。 2015-11-02---改装の三越銀座店が好調 !三越伊勢丹、10月売上高4.7%増。 2014-09-01---世界最大の免税ショッピングセンターがオープン! 2014-04-16---中国の経済は、2014年第1四半期に7.4%成長し、予測より良かった。 2014-02-25---米国の多くの大手企業は、ほとんど税金を払っていない。 2014-02-19---中国のドン・キホーテは、ゲイ権利で湖南省政府を訴えた。 2014-01-22---アルゼンチンは、外貨準備高が落ち、オンライン・ショッピングを制限。 2013-11-18---ネパールにとって、ワールドカップへの道は、悲惨であった。 2012-11-29---日本への中国人観光客、33.1%減。 2012-02-05---中国の河南省で、「免税ショッピング」本格スタート! 2012-01-25---長時間労働で、うつ病リスクが2倍! 2011-12-20---中国の河南省で、「免税ショッピング」本格スタート! 2011-12-09---パリの空港免税店で、新記録が誕生。 2011-07-27---中国人に取って、日本には何がある? 2011-07-01---中国人個人観光客向けの数次ビザ発給手続きを開始した。 2010-07-12---中国、約3兆5000億元を投入して海南国際観光島建設計画。 2009-09-08---国際空港免税店の「冬のソナタ」チョコレートは「冬のソナタ」と無関係!? 2007-11-05---イギリスでジャーナリスト基準で結集! 1874-07-30---イギリスで、週56時間労働の「工場法」と、「賃金法」が成立した。
by jiten4ujp
| 2017-03-22 17:38
| 経済
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