高校野球決勝で、史上初の再試合。 |
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2016年 10月 20日
1969年の第51回大会決勝松山商(愛媛) - 三沢(青森)で1969年08月18日に、夏の大会で4度目の全国制覇を狙う松山商と、青森県勢として初めて決勝に進んだ三沢の対決は、史上最高の決勝と誰もが認める名勝負となった。 <a href="http://time-az.com/main/detail/57334">http://time-az.com/main/detail/57334</a> 制球力抜群の松松山商の井上明、快速球が武器の三沢の太田幸司の両投手の投げ合いは0―0のまま延長戦に突入。 15回裏には三沢が1死満塁の絶好機を迎え、井上はスクイズを警戒し、3球連続でボールを出し、カウント0-3となり、押し出し寸前となる。4球目はストライク。 5球目は山なりの投球の為に低めに外れそうで微妙だったが、振る気の無い打者に捕手大森はとっさに少し前に出て捕球。 立花は歩きかけたが、郷司球審の判定はストライクでフルカウント。6球目は投手横にワンバウンドで打球が飛んだ。井上はボールに飛びついたが弾く。だが、ライナーに見えたため三塁走者菊池の飛び出しが遅れ、ショート樋野が冷静に本塁へ転送し、三塁走者は本塁フォースアウト。次打者はセンターフライで松山商がしのぎ0点に抑えた。 あと1球ボールで押し出しという絶体絶命のピンチで踏ん張った松山商の奇跡的な守りは、長く語り伝えられている。
by jiten4ujp
| 2016-10-20 20:56
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