島崎藤村の『若菜集』が、1897年(明治30年)に発刊され、それから4年後の1901年08月15日に與謝野晶子の第一歌集『みだれ髪』が、東京新詩社と伊藤文友館の共版として発刊された。
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これは、日本近代詩歌の歴史の上で、島崎藤村の『若菜集』にも匹敵するほど重要で影響力は大きく、またにぎわしい世論の対象となった。
表紙装丁デザインは藤島武二で、女性の恋愛感情を素直に詠んだ斬新な作風は当時賛否両論を巻き起こした。