通常爆弾による空襲では地方都市最大の被害の富山大空襲。 |
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2016年 08月 25日
米国のB29爆撃機が富山市を1945年08月02日に空襲し、広島、長崎への原子爆弾投下を除く、地方都市への空襲としては最も被害が大きかった。 <a href="http://time-az.com/main/detail/56676">http://time-az.com/main/detail/56676</a> 一般にこの空襲を富山大空襲と呼んでいる。 この空襲で、焼失家屋 24,914戸で、市街地の99.5%を焼失し、2,737人の死者になった。これは、人口1,000人当たりの死者は17人になる。 負傷者は7,900人で、人口1,000人当たりの死者は47人になる。 地方空襲の中では、最大の被害になった。 このときにB29爆撃機174機が飛来し、投下された爆弾は12,740発で、目標区間は、現在の富山城址公園付近のエリアであった。 12,740発÷174機=約73.22発になる。 当時のB29爆撃機には、1機あたり爆弾の搭載量も2-3トンであったが、1945年になると防御火器を撤去し、5-6トンを搭載するようになり、最盛期にはB-29約400-500機の大編隊で来襲するようになったと伝えている。 爆弾の種類にもよるが、174機で、12,740発の爆弾を1日に落とすのは不可能かもしれない。 以前にも書いたが、関門海峡の空爆は、海上自衛隊によれば、戦争の間に約4,500の爆弾が落とされたかもしれないので、より多くの不発弾が発見されるかもしれないと言った。 関門海峡の場合は、戦争の間であるが、富山大空襲の場合は1日である。
by jiten4ujp
| 2016-08-25 20:04
| 戦争と平和
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