世界初の実用ヘリコプター・フォッケウルフFw61が初飛行。 |
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フォッケウルフFw61は、サイド・バイ・サイド・ローター形式のヘリで、シェルバ社製のシェルバ C.19、C.30という2機種のオートジャイロをフォッケウルフ社で、ライセンス生産を行っていたハインリヒ・フォッケ博士は、オートジャイロで不十分な能力は、本当のヘリコプターによってのみ解決されるという結論に達し、フォッケとゲルト・アハゲリス技師は、1932年にこのヘリコプターの開発を始めた。
1934年には小型の2ストローク・エンジンを搭載した機体を製造した。
原型1号機が初飛行では、フォッケ自身 が記した飛行記録では45秒となっているが、実際は約30秒飛行した。
しかし、これらの成功によりルフトハンザ社から乗客輸送型の回転翼機開発の発注が行われ、Fa266と その軍用型であるFa223が 生まれることになった。
この本物は、ミュンヘン(München)のドイツ博物館(Deutsches Museum)に展示されている。
また、FOCKE-ACHGELIS FA 61のペーパー・モデルもUS$5.50で売っている。