映倫が発足した。 |
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1945年の終戦と同時に日本を占領した連合軍のGHQ (General Headquarters/最高司令部) は、当初映画の公開について検閲を行ってきたが、やがて、ほかのマスコミに対するのと同様に、映画界に対しても自主的な審査機関の設置を示唆してきた。
これを受け、映画界は1949年06月14日に、「映画倫理規程」を制定し、この実施・管理のため「映画倫理規程管理委員会」を発足させた。
これがいわゆる旧映倫と呼ばれる機関であった。
これを苦慮した映画界は、映倫委員を外部の有識者に委嘱し、映倫の運営を映画界から切り離すなどの組織変更を行い、1956年12月、新たに「映倫管理委員会」を発足させた。