『失われた福音』いや、『消された福音』 |
『私達は現在知っているオリジナルのイエス動きが何のように思われたように』『およびそれに行われた予想外の役割とセクシュアリティ』をバリー・ウィルソン(Professor Barrie Wilson)とシルムシャ・ヤコボビッチ(Simcha Jacobovici)が2016年04月14日に紹介したと報告した。
http://time-az.com/main/detail/55318
しかし、聖書のことを知っている人なら、誰でも、ほとんど人が知っているように、福音書は、多くの異版が書かれ、矛盾するたびに、当時の知識人が精査し、書き直してきた結果であって、古い福音書が見つかったからといって、それが正しいなどとは言えないことぐらいは知っている。
そうでなければ、誤報、虚報もすべて認めたら、矛盾まみれになってしむことになる。
そのようなことはヨーロッパでは常識であるが、歴史のないアメリカでは、古臭い文献主義を正当化して、偽情報を掘り起こす。
しかし、真実は、このような誤解が世の中を混乱させるから、福音が難度の精査されたということで、『失われた福音』ではなく、精査され、『消された福音』である。
こんなことで騒ぐのであれば、グーテンベルグが印刷した聖書の誤植を真実として読んだら、とんでもないことになることだろう。
なぜなら、多分グーテンベルグは、中世ラテン語が理解できなかったという指摘も無視される。
このような、餓鬼の詐欺研究を読む必要はない。
それ以上に、宗教に真実を要求することが、すでに陳腐である。