世界に多くの通貨はあるが、その名前は、どこから来たか? |
イギリスの新聞「インディペンデント(The Independent)」は2016年03月19日に、世界中の通貨でそれを明らかにしようと試みた。
http://time-az.com/main/detail/54676
オックスフォード辞典(Oxford Dictionary)のオックスフォード用語で(OxfordWords)ブログの最近のポストは、世界で最も一般的な通貨の名前の起源を説明した。
ドル(Dollar)
ドルは、米国、オーストラリア、カナダ、フィジー、ニュージーランド、およびシンガポールと他の場所で使われた世界で最も一般的な通貨である。
OxfordWordsによると、フランドル人(Flemish)または低地ドイツ語の言葉「joachimsthal」は、ヨアヒムの谷(Joachim's Valley)を参照した。そこで一度銀は採掘された。この鉱山から鋳造されたコインは「joachimsthaler」になった。
それは、後に「ターレル(thaler/谷からのもの)」となり、結局「ドル(dollar)」に変化したことに短縮された。
「thal」は、現代ドイツ語「tal(谷)」の古いドイツ語表現で、現代ドイツ語で「taler(銀で作られた貨幣)」として、今も使われている。
ネアンデルタール人(Neanderthals)も実は、現代ドイツ語で「Neben der Tal(谷の横)」という意味で、古いドイツ語表現の発見場所のことであった。一時期米国で、ネアンデルタールの語源が大きな話題になったが、最初に発見され、命名された現地の古いドイツ語表現を知らない人ばかりで、とんでもないことになっていた。
いかにも米国のウォルマートで学位を買った、多言語を知らない学者と、バカにして笑ったことがある。
こんな米国で始まったWikiperiaには、参加する気にならなかった。
ペソ(Peso)
リラ(Lira)
マルク(Mark)
リアル(Rial)
ランド(Rand)
人民元(yuan)、日本の円(yen)、および韓国はウォン(won)
クラウン(Crown)
ディナール(Dinar)
ルピー(Rupee)
ポンド(Pound)
ルーブル(Ruble)
ズロチ(Zloty)
フォリント(Forint)
リンギット(Ringgit)
貴金属においてコインが鋳造された時に、泥棒は、新しいコインを作成するために、金属の小さい部分を剃り落とす。
これと戦うために、国はエッジをぎざぎざにしたコインを鋳造しはじめた。
マレーシアの通貨の言葉のために使われている「リンギット」の名前はぎざぎざである。
ヨーロッパで、硬貨の偽造は、多く行われたが、本物と偽物の違いは、本物が重量を計った金、銀、銅などの丸い玉をプレス機で刻印するが、贋金は、それを溶かして、鉛や亜鉛を混ぜて鋳造していた。
つまり、印刷の活字は、硬貨の偽造技術に酷似している。ヨーロッパで印刷が始まったマインツのライン対岸は、有名な贋金造りの街があった。
また贋金の型を作るのは彫金師で、グーテンベルグの兄は、彫金師であったことが、マインツ市立図書館古文書室にある戸籍台帳で明らかになっている。