ブラジルから帰国した愛知の30代女性が、ジカ熱に感染。 |
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中南米での流行拡大を受けたWHO(世界保健機関)の緊急事態宣言後、日本国内で感染が確認されたのは2人目になる。
感染した女性は現在、熱が下がって自宅で療養しており、状態は安定しているという。
ジカ熱は妊婦の感染と先天的に新生児の頭が小さい「小頭症(microcephaly)」との関連が指摘されているが、女性の妊娠の有無は明らかにできないとしている。
厚労省によると、女性はブラジルに2週間程度滞在し、2016年02月22日に帰国した。
全身の発疹や38度2分の発熱などの症状が出たことから、2016年03月10日に医療機関で受診した。2016年03月11日に国立感染症研究所のウイルス検査で感染が確認された。現地で蚊に刺された記憶があるという。
2015年05月以降、ブラジルなど中南米でジカ熱の感染が広がっているとして、WHOは2月1日に公衆衛生上の緊急事態を宣言。日本では同月25日、ブラジルに滞在し、帰国した川崎市の男子高校生の感染が判明した。
それ以前にも3例があり、合計5例であるが、全て国内感染ではなく、全て輸入症例である。
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