EUCCC報告。中国重工業の過剰生産、世界経済に打撃! |
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世界一を誇る中国の鉄鋼生産は、2位以下に続く日本、インド、米国、ロシアの4か国の生産量すべてを合計したよりも多く、また中国のアルミニウム産業の60%以上がネガティブなキャッシュフローを抱えていると、EUCCCは警告している。また中国のセメント生産はわずか2年の間に、米国が20世紀全体で生産した量に並んだ。
在中国EUCCCのイエルク・ブトケ(Joerg Wuttke)会長は声明で「中国は過去10年間行ってきた過剰生産問題への取り組みを貫徹していない.」と述べている。
オーストラリアの巨大な炭鉱会社リオ・ティント(Rio Tinto)やBHP Billitonから鉄鉱石と石炭を購入するでけでなく、中国は自身で採掘作業を開発していて、インド洋に突き出る長さ2kmの防波堤がある港に資金を供給した。オーストラリアの北西におけるピルバラ地域(Pilbara region)のシティック・パシフィック社の中国鉄鋼プロジェクト(The Citic-Pacific Corporation's Sino Iron project)は北京の野心のスケールを例証した。最先端の油圧ショベルは海面の下約200mの身銭を切る。鉱石は、現場の発電所から450MWの動力付きの加工工場で精錬され、鉄鉱石濃縮は特注のコンテナ船の一団で中国に達することになる。中国は、次の25年間で、中国鉄鋼(Sino Iron)から少なくとも20億トンの鉄鉱石を受けると予想した。代わりに、ロイヤリティと税金の一定の流れは、オーストラリアに保証される。既に中国の鉄鉱石の最も大きい海外の供給者になった。
これで、オーストラリアでは、最悪の価格になった鉄鉱石が自動的に採掘続ける。
終わりのない鉄鋼生産は、世界経済を破壊する可能性を含んでいる。
まさに、「Overcapacity in China」である。
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