「ギザの大スフィンクス」は2体目が存在する!? |
このギザの大スフィンクスが、実は「2体で1セットである」と唱える識者がいると報告した。
http://time-az.com/main/detail/52023
そう言えば、スフィンクス(Sphinx)と言うのは、古代ギリシャ語「Σφίγξ」で、古代エジプト語ではスフィンクスではなく、シェセプ・アンク(szp 3nh)で、再生・復活の神アンク神の像のことである。
古代エジプト語から伝わっている言葉の多くが、古代ギリシャ語に置き換えられてきている。
それを専門に解説した本も多く発行されている。エジプトと言えばパピルスが有名だが、あれも古代ギリシャ語である。
パピルスの名前は、ギリシャ人が現在のレバノンの都市ジュバイル(Jbeil)が昔ビブロス(Byblos/Βύβλος)と言っていたからで、古代エジプト語でいえば、確かハディディと言っていたはずである。
メソポタミアの古代都市、古代ペルシャのペルセポリスの入り口には、2体で1セットがある。
つまり、神の起源になったパピルスは、都市の名前の誤植であった。これも誤植は文化であると言う節を証明する。
実は、一枚岩から掘り出されたものとしては世界最大の像と言うことが先行し、忘れられそうなことであるが、エジプト学を知っていれば、逆になぜ一つなのだろうと言う疑問の方がテーマになる。
なぜなら、どの神殿にも入り口に左右2体の「スフィンクス」がある。