63歳の「生き神」は、ネパール地震で初めて歩いた! |
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2歳で俗世間から離れ、今もその生活様式を守っている63歳のダナ・クマリ・バジラチャルヤ(Dhana Kumari Bajracharya)は、AFPに取材に応じ、クマリとしては異例の30年間に及ぶ生活について語った。
1980年代にクマリを解任されたときのうずくような痛みは今も消えないという。
ダナ・クマリ・バジラチャルヤは、今年4月にネパールが大地震に見舞われたとき、思いも寄らない行動に出た。
彼女は生まれて初めて、道を歩いた。
2015年04月25日にマグニチュード(M)7.8の大地震が起きる前は、バジラチャルヤが公の場に姿を現すのは、華麗な装飾が施された木製のみこしで運ばれるときだけだった。
「クマリ」と呼ばれるネパールの女性の生き神たちは、ヒンズー教と仏教の要素を融合した風習に縛られて隠とん生活を送り、めったに人前で話をすることはない。
しかし、大地震で大地が揺れ、建物が崩壊し、数千人が死亡する被害が出たとき、バジラチャルヤは、首都カトマンズ(Kathmandu)南部の歴史の古い町パタン(Patan)にある住居を30年ぶりに離れた。しかも、徒歩で。
私は、このパタンには多くの思い出がある。木彫職人の仕事場に行ったら、親方が来て、私に席をくれ、ここで木彫をしろと言い出し、日曜日には自分の干支の神々を巡礼する!
多くの職人が来て、いろいろ話した。
この街には、確かに職人の神を感じた。
何人もが、私の部屋を用意するので、ここにズ〜っといるように招待してくれた。
ビザも心配するな!何とかすると言ってくれた!
彼らが、私に何を感じたのかは判らない!
何人かの占い師や祈祷師にも会った。
バジラチャルヤのいる家にも連れて行かれたが、会うことは無かったとおもった。しかし、バジラチャルヤの部屋を見たとき、何となく、行って、あったたような気がしてきた。
歴史の古い町パタン(Patan)のGoogle Earthポインター情報
27°39'59.4"N 85°19'01.5"E
または、
27.666486, 85.317075
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