トウモロコシの皮や茎から水素燃料を作る方法を発見! |
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水素燃料は、トヨタの新しい車「mirai」でも採用されたように、化石燃料のように環境を汚染する心配がないとされ,注目されている。
米国のバージニア工科大学(Virginia Tech University)を中心とするチームによるこの研究は、無公害の燃料を生産する際の時間とコストを削減し、今後の水素動力車推進の動きを加速させることにつながる可能性があると言っている。
この研究は、バージニア工科大博士課程の元学生でパーシバル・チャン教授の下で学んだジョセフ・ローリン(Joseph Rollin)が主導した。
2人は新興企業「セルフリー・バイオイノベーションズ(Cell-free Bioinnovations)」を共同で設立している。
トウモロコシの皮や茎を水素と二酸化炭素に分解する処理過程で、糖類のブドウ糖(グルコース)とキシロースをそれぞれ個別にではなく、両方を同時に使用できることをジョセフ・ローリンは発見した。この発見は、水素が放出される速度を速めると同時に、燃料の生産に必要な施設の面積をガソリンスタンド程の広さに縮小できることを意味している。
問題は,効率性だろう。
もし効率が良ければ、トウモロコシ畑に水素燃料ステーションができることだろう。