世界の海は、死んでいる。10年後には、10倍死ぬ。 |
http://time-az.com/main/detail/49505
研究によると、2010年の時点で沿岸諸国から流れ出たプラスチックゴミの量は800万トンにのぼる。
これは「ゴミベルト(garbage patches)」と呼ばれる・
ゴミが大量に集まった海域を漂う量をはるかに上回る。
しかも、全世界でゴミの収集、処理方法を見直さなければ、10年後にはこの量が10倍に膨れ上がると予測されている。
この研究結果は米国の科学誌『Science』に2015年02月12日付で発表された。
世界の海に毎年流れ込むゴミの量が示されたのは初めてのことであった。
これまで海ゴミの測定といえば、世界中のゴミベルトを漂うプラスチックの一部をサンプルとして抽出し、数える方法が主流だった。例えば2014年の調査では、海ゴミの総量は最大24万5000トンと推定されていた。
今回の研究ではさらに、プラスチックゴミの主な出所を特定し、最も多く海ゴミを出している20カ国を名指しした。
1位は中国で、米国は20位であった。その間にはアジアの11カ国、トルコ、アフリカの5カ国、ブラジルが名を連ねる。
こんな中国が、管理もできない海の島を欲しがっている。
管理できることを証明し、人に迷惑を掛けないことを証明し、やっと話し合いの舞台に立つことができる。
国際的に、発言できる場所も確保できていない。