ホワイトハウスの晩さん会で、モディ首相は水しか飲まなかった。 |
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もちろん、出席したのは両首脳とその側近をはじめとする約20人が着席した長いテーブルの中央に両首脳が向き合い、モンディ首相の前にも大きな皿が置かれた。
ホワイトハウスのメニューによると、主菜は、ハリバット(Halibut/日本名・おひょう)というカレイ目カレイ科の海水魚料理で、前菜はアボカドを使ったサラダ、デザートはマンゴーのクレームブリュレだった。
ところが、モンディ首相は結局、最後まで「温かい水」を飲むだけで、一切、食事をとらなかったと報告している。
その原因は、腹痛や米国の食事を疑ったのではなく、理由は宗教上のことで、9日間にわたる断食期間の最中であることから、敬虔なヒンズー教徒であるモンディ首相は約40年間、ずっとこの断食を欠かしたことがない。
この習慣をホワイトハウスの晩さん会でも貫いたのであった。
モンディ首相は、他の賓客を気遣い、「どうか私には気にしないで、食事を進めてください。」とあいさつしたと伝えられている。