ヤマダ電機が、「顔パス」決済を始める。 |
消費者がスマートフォン(スマホ)で事前に登録しておくと来店と同時に店員が購入履歴をもとに接客をしてくれる。
買い物したその場で支払いが済むためレジへの込み待ちもなくなる。
ヤマダはネット通販対策で苦戦したが、接客の充実で消費者の利便性を向上させ、店では商品を見るだけという「ショールーミング」の流れに対抗すると伝えている。
http://time-az.com/main/detail/44829
顔面認識
人間の顔を認識した個人認証
バイオメトリックス
指紋による本人認証
音声認識
指紋認証アルゴリズム
グランドウォール型指紋センサー技術
指紋センサー積層化技術
パターン認識
遺留指紋照会端末装置
指掌紋自動押捺装置
パスワード
新サービスは、東京渋谷の旗艦店LABI渋谷で始める。
消費者はスマホの専用アプリ(応用ソフト)を使って利用する。
店に行く前に顔写真やクレジットカードの情報を登録。店を訪れた時にアプリを立ち上げると無線で来店情報を発信し、店にいる店員がタブレットで検知する仕組みになる。
買い物した売り場ですぐに決済できるため、行列したレジに並ぶ必要がなくなる。
ペイパルのサービスは、広告や販促の効果を測定したり、好みの商品の傾向を推定したりできる。
将来はヤマダのネット通販サイトと組み合わせ色々な買い物が一度で済むようにする。
以前、小学館の百科事典をどのように利用するかという話しの中で、百科事典をデパートやスーパー、ディスカウント・ショップ用カタログにすることを提案したことがある。
今でも、百科事典やブログ、検索エンジン、さらには新聞記事などをデパートやスーパー、ディスカウント・ショップ用カタログにすることは可能で、これが次世代のネットワークだと考えている。
このシステムに必要な技術はすでにあるので、すぐにでも可能である。
また、この技術は世界の小売市場を大改革することだろう。
つまり、小売りとインターネットのスムーズ化である。
なせ、Googleなどが、この市場に手を出さないのか不思議である。
つまり、GoogleのAmazon化が実現できる。
こちらの方が話題性の「顔パス」決済より重要である。
多くの経営者は、話題性を先行することが多いようだが、それは技術が理解できないからだろう。